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著者: 中島 さと子

疾患名: スモン

出版社: 光風社書店

発行日: 1976

RDDスタッフレビュー: 昭和40年代にスモン病を発症した著者が、正体不明と呼ばれていた病気の原因が徐々に明らかになってきた時代に記した闘病記です。とはいえ、病院での仲間との語らいや亡き夫への愛情を綴る言葉は、とても身軽でひょうひょうとしており、筆者の性格をうかがい知ることができます。最後に掲載されている息子さんの文章も、とても知的で、かつ母への愛に満ちています。