僕はまだ がんばれる-不治の病 1型糖尿病患者、大村詠一の挑戦
著者: 大村詠一
疾患名: 1型糖尿病
出版社: じゃこめてい出版
発行日: 2014-08-27
RDDスタッフレビュー: たくさん病気の本たちの入り口として手にとっていただきたい一冊。まるで入門書のように読みやすく、何かの病気を抱えていらっしゃる方にも、そうでない方にもお薦めです。内容は、Ⅰ型糖尿病患者（日本IDDMネットワーク専務理事）で、フィギアスケートの陸上版「エアロビック競技」日本一の選手・指導者の大村詠一さん（熊本出身）のこれまでが綴られています。スター選手としてではなく、8歳の誕生日にⅠ型糖尿病を発症し、ケーキを食べそこねた等身大の男の子が、ご家族はもちろんのこと、医師、恩師、友だち、同病の患者さん（プロ野球岩田稔投手など）と出会い、悩み、わかりあい、Ⅰ型糖尿病を「治せる病気にすること」を目指して、成長していく姿に勇気をもらえます。