お父さんの失明は私が治してあげる : 娘の顔も知らないお父さん、だから私は眼科医になりました
著者: 西田朋美著
疾患名: ベーチェット病
出版社: 主婦の友社
発行日: 2001-04
RDDスタッフレビュー: ベーチェット病について、25歳で発症し30歳で失明に至った患者さんご本人、そしてそのご家族(長女)であり現在は眼科の医師、その医師の恩師であるベーチェット病の専門医の3名から3部構成で執筆されています。各部とも、著者の生い立ち・人となりがよくわかり、文章に引き込まれます。特に第1部の、失明した著者に「だれでん体験できんとじゃけん、大事な体験と思いない。」と言う母の言葉や、家族とのエピソードの数々が印象的でした。