ソネット 終わりのない悲しみ
著者: しりこだま
疾患名: ベーチェット病
出版社: 澪標
発行日: 2014-09
RDDスタッフレビュー: 私は消化器内科で「ベーチェット病」の名を耳にしたことがあったので、消化器疾患だと勘違いをしていました。当書籍を読んで、ベーチェット病には腸管型を含め複数の型があること、そして、著者がかかった完全型ベーチェット病は、失明にも至ることを知り、衝撃を受けました。 この書籍は、小説風に描かれており、とても読みやすい作品となっております。著者が、恋愛、仕事など様々な場面で壁にぶつかり、苦難に翻弄されながらも、力強く生きている姿が描かれています。患者・家族だけでなく、多くの方を勇気づける作品となっていると思います。