ウェクスラー家の選択―遺伝子診断と向き合った家族―
著者: アリス・ウェクスラー (著), 額賀 淑郎 (翻訳),
疾患名: ハンチントン病
出版社: 新潮社
発行日: 2003-09-17
RDDスタッフレビュー: 不治の病であるハンチントン病と診断された母を救うため、病気の解明に取り組んだ家族の物語。原因遺伝子を突き止めるも、治すことができない現実。遺伝子診断によって不治の病にかかる可能性だけがわかってしまうという辛い葛藤が非常によく伝わってきた。遺伝子診断のありかたを再考させられる1冊。内容は専門的な表現も多く、初心者には難しいかもしれない。