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著者: 児玉容子

疾患名: ウェルドニッヒ・ホフマン病

出版社: 岩波書店

発行日: 1996-06-14

RDDスタッフレビュー: 息子はウェルドニッヒ・ホフマン病当事者である。母である筆者は、息子の様子だけでなく、医師や病院の対応、医療体制について理路整然と綴っている。こんなに凛とした記述ができるまで、この家族はどれだけ病と闘ってきたのだろう。そして、医療従事者や周りの人とどれだけ対話を重ねてきたのだろう。多くの学びを与えてくれる本書は、胸が熱くなるそれでもある。「人と人との巡り合わせは息子の財産でもあり、私たちの財産でもある(p113)」